インドに行ってきた。
こんな機会もそうそうないので記憶の薄れないうちに記録しておきたい。
インドは一言で言うと強烈であった。
混沌として熱気に満ちたパワフルな国でもあった。
散乱するゴミ、照りつける日差し、人懐っこい人々、けたたましいクラクション
日本とあまりに違って刺激たっぷりの数日間だった。
インドに興味のある方もない方も、楽しめる内容になればいいと思う。
さらに行きたいと思っている方の参考となればうれしい。
伊丹空港15:25発→羽田空港→陸路で成田空港へ20:15発→デリー着3:00

成田空港 このエリアには初めて来た
人生初の機内食 長距離の国際線に乗るのは初めて。
肉じゃがのイモはマッシュポテトになっていた。

機内食 期待していなかったが美味しい
デリーインディラガンディー空港に到着。
トイレは掃除中。掃除の途中だけど入っていいよみたいなのはないらしい。

間違えるはずのないトイレ 日本でも採用してほしい
ブッダの手だ。YouTubeで見たことある。

ブッダの手 時々目にする仏教的モチーフ
まだ暗いけどやることもないので空港から出てみたら客引きがTaxi?とかなりしつこかった。
心が痛むが、相手にしていたらきりがないので無視して歩く。
外でもやることが無いので空港に戻ろうとしたら再入場不可とのこと。
こういうことは書いておいてほしいと思うが、本にあった「心をアジアにする」という言葉を思い出した。
アジアを放浪するエッセイ 面白いので読んでみてほしい。
電子書籍あり
『アジアの誘惑』(下川 裕治,小林 紀晴)|講談社

電車の時間まであと三時間近くあると係員に説明してもダメだった。(もしかしたら賄賂とかでどうにかなるのか)とも思いつつ
言葉のできない異邦人は諦めることにし、近くのバス待合所で時間をつぶす。
待合所の中でもその辺の客引きなのか、関係者なのかよくわからない男が「No sit here」と言ってくるが無視して座る。
近くにお母さんとお兄ちゃん、小学四年生くらいの女の子がいて、
女の子がこちらをちらちらと見ているので手を振ったらはにかんだ表情で振り返してくれた。
こういう時のためにサンリオのシールとかがあればよかったと思った。
世界中にキティちゃんを知らない女子はきっといまい。何か話しかけたらよかったと少し後悔。このような一期一会の出会いが旅の印象を深くするのだ。
えくぼのある端正な顔立ちの女の子だった。
二時間くらい時間経ったので最初の目的地である、ジャーママスジドというモスクへ向かう。マスジドとはアラビア語でモスクを指す言葉である。

空港駅 ナマステネキ
そういえばインドでナマステと言われたのはホテルだけだった

ニューデリー駅 意外にも綺麗
電車でニューデリーまで移動、そこから地下鉄に乗る予定だったがこの様である。

地下鉄駅 時間がかかりそうだったので乗車を断念。

大きな駅 詐欺師みたいなインド人が駅の外にたくさんいる
駅前からリキシャに乗って向かうことにする。

大気汚染でモヤがかかっている
駅から一歩外に出るとリキシャの呼び込みに付きまとわれる。かなりしつこい。
この駅の方向に行くにも通行証が必要とうそを言ってくる人がいて無視して歩いた。

働く男の背中 懸命に生きる人は美しい
200とかなり吹っ掛けられるが、交渉で100ルピーにまでなった。
200ルピーでも340円くらいと大した金額ではないが、吹っ掛けられているのがなんとなく気にいらないので交渉をした。
20分ほどたち漕ぎで進む。歩いたほうが早いような気もしたが懸命にこぐ彼に悪いので黙って乗った。
大半の人がそうだが、彼も生活に余裕があるとは思えなかった。
お願いしたわけではないけれど、ガイドもしてくれて、値切ったことが申し訳なくなった。
交渉した100ルピーより少し多く払うと「多いよ」というそぶりをされたが、
受け取ってもらった。
人の良さそうなリキ夫の悪いねという表情が忘れられない。
人々は貧しいが、不思議と悲壮感は感じられない。これも宗教観の違いだろうか。
その日暮らしでも前向きに見えるインド人、お金はあるけど暗い顔して働いている日本人、どちらが幸せなのか考えさせられた。


リキシャの車窓から 青空理髪 まさにインドという感じ

リキシャの車窓から 狂犬病予防接種は必須
犬は可愛いが、狂犬病は発症したらほぼ死亡する。


電線絡まってるけど大丈夫なのか

ビリヤニに惹かれる やはりコメが好き

リキシャの車窓から チャイ屋で集う男たち

子にビリヤニをたべさせるお母さん

ジャーママスジド 入り口が全然わからなかった
リキシャを降りて入り口を探していると「Gate2」に行けと言われてきてみたがゲートが閉まっていた。
目の前まで来ているのにさっぱり入り口が分からない。
観光地なのに観光客を入れる気がないのだろうか。不満とかではなく純粋に疑問である。
うろうろしているとインド人男性(モアザム)に話しかけられた。
インド人には珍しくうさん臭さのない、スマートな印象で綺麗な英語を話す彼が、
「ジャーママスジドはここから入れるのでついてきなさい」というので半分疑ったがついて行くことにした。

観光客に分かるはずのない裏口(?)

ジャーママスジド正面 朝の七時過ぎ 貸し切り状態で美しさを堪能
ジャーママスジドに入場。入場料は二人で600ルピーくらいだったと思う。
イスラムに関心のある私が楽しみにしていたマスジドである。美しい。
髪を覆うヒジャブは不要だとモアザムは言ったけれど、リスペクトを込めて持参していたものを使用した。
モアザムはあなたはムスリムなのか?と驚いていたが「ムスリムではないがイスラムを学んでいる」というと
自身がムスリムということで嬉しそうだった。いろいろとこの場所について教えてくれた。


陽の差し込み方が美しい 上にはコーランの聖句が
彼はAllah guides you.(神のお導きだ)と何度も言っていた。
ムスリム流に言うとしたらアラビア語の「マーシャッラー」(神が望まれた)であろう。ここに私たちが来たこと、モアザムに出会ったこと、「全てはアッラーの思し召しだ」というのがイスラムの精神である。
仏教の「これも何かのご縁」というところだろうか。
彼は貧しい人も、裕福な人も隣でアッラーに膝まづく。アッラーの前では平等なんだと言っていた。
「写真撮ってあげるよ」といってくれてカメラを渡すのを躊躇したが、夫が大丈夫じゃない?といったので撮影してもらった。
良い画角でたくさん撮ってくれた。疑って申し訳なく思った。
最後にモアザムが「If you are happy,please give me a tip」と言い、
ガイド中これなら払ってもいいかなと思っていたのでチップを払って退場。
最後にあなたのために祈ると言ってくれてとても嬉しかった。
モアザムの妹がひじの手術をしたと聞いたので私もモアザムとあなたの妹のために祈るよと言って別れた。
誰かのために祈ることは美しい。
続く目的地はレッドフォート
20分くらいなので歩いて向かうことに。

褐色の水で洗い、灰色の水で濯ぐんだろうな

ゴミ箱というものがほとんどない
歩いてレッドフォートが見えるところまできたがなぜかまた入り口が見当たらない。
リキシャで入り口まで向かうことに。

リキシャの車窓から インドの子供たちはとても人懐っこい

レッドフォート たしかに赤い
私たちは気合があるから何としても入場したが、そうではないとせっかく旅行でやって来てもあきらめて帰るような気がする。

夕暮れが似合う

タージマハルが見える

遠慮なく見つめてくる子供達 無邪気で可愛い
こういうところにやってくる人たちは身なりの良い人たちばかりだった。
こういうきちんと教育を受けている子供がいる一方で物乞いの子供もいて貧富の差を実感した。

この子もちゃんと幸せになれますように